きのこ。のつぶやき。

きのこ。がてんかんのことについてまったりとぼやきます。てんかんと一緒に日々暮らしてます。時には喧嘩もします。コメントしてもらえると嬉しいや。

自分のことを言う勇気ーてんかんときのこ。ー

ども。相変わらずのきのこです。

きのこのバイト先の人で私が病気だと言うことを知っている人は大変少ないです。

そんなきのこの告白話をしてみたいと思います。

 

ーーー私、てんかんです。ーーー

私は今のバイト先に勤めてまだ半年しか経っていません。私がてんかんのことを告白しようと決意したのは、大学をやめると言うきっかけです。

大学を辞めたら朝からでもシフトにが入れる。でも、病気のことを言わなくてはいけない。私はある日パートさんに言いました。

「私、大学辞めるんです。私、てんかんを持っています。」

そのパートさん達は私のお母さんくらいの年齢で、てんかんについて少しだけ知識があったので、もし倒れた時の対処法を伝えておきました。

同じバイトの人たちにはまだ言えていません。私はてんかんのことを理解してほしいとは思いません。もちろん偏見を持っている人もいると思います。もしかすると私の発作が偏見を生むかもしれないです。バイト先の人達はみんな仲良しで、優しくて、いい人ばかりです。私は今のバイト先でよかったなと思います。それなら何故言わないの?と思う人がいると思います。

今の現状が一番楽しいから、バイトの人達が大好きだから。言えないんじゃない。私は言わないんです。

もし、私のことを伝えたら私に気を使う人、スルーしていてくれる人、私に病気のことを聞いてくる人。いろんな人がいると思います。そしたら、バイトが楽しく無くなる。私は今の普通の人のように接してくれているバイトの人たちがいいんです。

もちろん私のことを知らないのですから、飲み会では飲まないし、大学はすぐに辞めるし、よくわからないでしょう。なんで辞めたん?とか、やりたいことないん?とか色々デリカシーのないことを言ってくる人もいます。もっと飲む人やと思ってた。こんなことは多々あります。でもそこは我慢です。だって話していないから仕方ない。我慢するしかない。我慢、我慢。

 

私がてんかんを話すときには、必ず一線を引いて話すようにしています。それは知らなくてもいいこと。就職のことや薬のことそしてこれから先のこと。自分で決めているこの一線を相手が超えてしまったら距離を置くこと。これが私の告白をする時のルールです。

 

てんかんを持っている人が他人に自分のことを言う。それは大変勇気がいることなんです。私は毎日てんかんに怯えています。でも、働く上で話しておかなければいけない人には話した方がいい。知らなくてもいい人には無理に話さなくていい。ただ、伝える勇気だけは持っておかなくてはいけない。どんなに辛くても伝えなければいけない日が必ずやってきます。

 

私は今日もう一度勇気を振り絞ってきます。バイトで働いていた人が社員になったから。その人はもう知らなくてもいい人から話しておかなければならない人になったから。

少しの勇気を出して。伝えてきます。

 

                             kinoko