てんかんへの偏見を初めて味わった日。
お久しぶりです。きのこです。
てんかん=偏見って結構有名ですよね。
私の初めて偏見というものに出会った日のことを皆さんに伝えたいな。
ーーー偏見をしていたのは先生だった。ーーーー
あれは、私が小学校5年生のときだった。
学校で少し流行っていたミニバスに興味を持っていました。一度学校帰りに体験に行き、本当に楽しくってやりたい!って思い母を学校に連れてきて申し込みをしようと約束をしました。
ミニバスの顧問は学校で非常勤講師をしている先生でした。私は顧問の先生に申し込み用紙をもらい母が体育館の中でしゃがみながら紙に書いているとき、顧問の先生は他の親御さん達がいる中で言いました。
でも、○○○ちゃんって、てんかん持ってるんですよね?障害ですよね?バスケなんかできるんですか?
あの不気味な笑顔と言い方。少し腹立ちましたが、私は全然大丈夫でした。母も大丈夫ですよと流してくれました。
帰り道、私は母に楽しみだな〜って話をしていると、母は泣いていました。当時の私にはさっぱり理解できなかったけど、今なら理解できます。
先生に偏見の目で見られていたこと。そして、今まで隠していた親御さんの前で病名を言われたこと。とても悔しかったんだろうな。
母は今でも顧問と同じ名字を出すとムッとした顔になります。
先生が偏見を持つってどうなんだろう。やっぱり偏見を受けたときが一番まだまだ理解されていないな、、、。って思います。
kinoko